これからの変化を見据えて
日曜日, 5月 29th, 2016近年では、インターネットの普及によって仕事探しもストレスが少なくなってきていますが、それは昔の仕事探しの方法を知っている人だけの感想であって、現代の若い人には現状が一般的なので理解は難しいかもしれません。
求人情報を得るために新聞を購入しているといった家庭もありました。昔は新聞に求人広告の欄があるのが普通でした。ここ数年で求人欄のスペースはどんどん小さくなり、もう掲載をしていない新聞社もあります。また、新聞には折り込み広告があります。毎週月曜日、もしくは金曜日、土曜日に求人情報会社の折り込み広告が届けられていました。それも年々少なくなり、今では駅やコンビニなどで入手できるフリーペーパーのよる求人誌などを利用する人が多いようです。求人誌も以前は有料でしたが、いつの間にか無料が当たり前になっています。仕事探しに職業安定所を訪れるにも、昔は平日の日中だけしか利用できなかったのが、日曜日や土曜日に利用できるようになり、インターネットでも求人の閲覧が可能になっています。
こうやって仕事探しの現状を過去からの変化に照らし合わせてみると、今の時代はいかに仕事探しが楽で、求人サイトが便利なものかということが分かるのではないかと思います。そして仕事探しの方法だけに変化があったのではありません。職業の選択肢も増えました。昔はなかった職業が増える反面、昔から変わらず人手不足が嘆かれている業界もあります。その現場とは、医療・介護です。特に高齢者が増え、社会が高齢化について危機感をようやく覚え始めた近年では、介護の仕事に関する求人情報がとにかく多いのです。
介護職はこれからも需要が高まるでしょうし、求人も減ることがないと考えられます。今までは大変なだけだった介護の仕事も、ようやく社会が介護の大変さを気づき始め、便利な機器や介護用品が開発されてきています。将来の変化も考えて、仕事探しをするのも良いのではないでしょうか。